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■701年 大宝律令によって確立
■太宰府
・太宰(おほみこともち)…地方行政長官
・筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・薩摩・大隈・壱岐・対馬・多禰
■外交と防衛が主任務
・外交…博多湾の迎賓館(鴻臚館)
・防衛…防人司・主舟司
■機関
・長官→太宰帥(だざいのそち)…十三位(大・中納言)平安時代から親王が遥任 任期5年
・副長官→太宰権帥(だざいのごんのそち)…実質の責任者 任期5年
・弐(すけ)
・監(じょう)
・典(さかん)
■平安時代前期… 中央政権で失脚した貴族の左遷先 菅原道真
■平安時代後期… 平清盛が太宰大弐に任命 日宋貿易で拠点は博多に移っていく
戒壇院の礼拝後、近くの「カフェー観音」で一服する。
女性店主さんに太宰府政庁跡のことについて尋ねると
何もない所だが、地元ではパワースポットとして人気があるのだという。
記念碑が3つあるうち、真ん中の碑に触れてくると良いとアドバイスを受ける。
到着すると、甲子園球場6つ分以上あるという跡地はとにかく広く感じた。
本当に何もないが、足元の礎石の上に柱が建ち、
回廊を備えた大きな建物がここにあり
何人もの役人が勉強し、働いていたのかと思うと
歴史の流れの雄大さ、ロマンを感じた。
(写真右下の模型写真は太宰府観光協会様より拝借いたしました)
■太宰府観光協会☞
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■開基 鑑真 聖武天皇
■臨済宗妙心寺派
■ご本尊 廬舎那仏坐像(平安・重文)
■戒壇院のHP→
■天下三戒壇のひとつ
・中央戒壇(奈良東大寺)
・東戒壇(栃木下野薬師寺)
・西戒壇
753年 鑑真が薩摩に到着 大宰府で初の受戒を行う
761年 聖武天皇の勅願で観世音寺の西一画に戒壇院設置
江戸中期
1703年 観世音寺から独立(聖福寺の末寺)
→天台宗の観世音寺の横で臨済宗派になった経緯を知りたい。
鑑真和上といえば、奈良の唐招提寺が頭に浮かぶが
日本初の戒壇院はひっそりとした佇まいであった。
先ほどまでの大雨で、カメラの内部が湿気で曇ってしまう
モヤのかかったような写真ばかり撮れてしまった。
901年 菅原道真が藤原時平らの陰謀により大宰府に左遷される
903年 死去
905年 安楽寺の境内に味酒安行が廟を建立
919年 祟りを恐れた醍醐天皇が藤原仲平に社殿を造営させる(安楽寺天満宮)
1480年頃 学問の神様として信仰されるようになる
博多では晴れていたのに 西鉄の太宰府駅へ降りたとたん、豪雨に襲われる。
晴れ間もみえるも、なかなか頭上から雨雲が遠のいていかない。
さらに中国か台湾の団体観光客と遭遇。
天満宮の中は中国語が飛び交い、まるで中国の観光地に来たような雰囲気であった。
日本に来るくらいなのだから親日家なのは分かるが、
社殿で御祈祷中なのに大声で喋ったり、傘をさしたまま体当たりしてくるなど
文化の違いなのか、彼らの行動にはいささか辟易とした。
参拝後は、参道にある隈研吾氏設計のスタバで一服。和菓子店にも寄ってみた。
梅が枝餅の店がたくさんあるが、味は各店違うそうだ。
天満宮御用達店の梅園さんでは、
松本清張や川端康成などが好んだ「宝満山」を購入。
女将と若女将に観世音寺や戒壇院についても教えていただけた。
■美味しものガイド
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1587年 豊臣秀吉が島津との戦いで荒廃した博多を復興。3宮をまとめた。
この時の区画割りが、追い山の各流につながる。
櫛田神社に着いたとたん、
バケツをひっくり返したような雨に襲われる。
今回の西国巡礼は、集中豪雨に悩まされる旅となった。
飾り山については
それぞれ神話や昔話、アニメ等をテーマにし、錦絵を立体化させたような感じで
伝統を重んじた京都の祗園祭りの鉾とは違い、毎年作り替えられている。
2008年の櫛田入りの映像だが 各流がタイムを競っているのがよく分かる。
これは1687年に、休憩していた土居流が石堂流に追い越され
抜きつ抜かれつのマッチレースとなったことが町人に受けたのが始まりだという。
追い山はもちろん見れなかったが
博多っ子の山笠に懸ける熱い思いは、滞在中ひしひしと感じられた。
この祭りが終わるまで男たちは仕事もそっちのけだという。
夜中から朝方にかけての追い山も 機会があれば直に肌で感じ取ってみたいものだ。
■美味しいものガイド
・石村萬盛堂本店☞
・鈴懸本店☞
・松屋菓子舗☞
・稚加榮本店☞
・一蘭 天神西通り店☞
・もつ幸☞
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