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■紫雲山
■真言宗御室派
■開基 725年 行基 聖武天皇
百済の王族・王仁氏の渡来が始まり。子孫が葛井姓に改姓(720年)
■ご本尊 十一面千手千眼観世音菩薩(奈良・国宝)脱活乾漆像 坐高144.2cm
春日仏師(稽分会・稽首勲)親子に造らせ、行基菩薩が開眼
日本に存在する千手観音のうちでは最古
1039本の手があり、実際に千本以上ある千手観音は稀。
■再興 阿保親王、在原業平、藤井安基
「あかん河内の藤井寺」
現在の奈良から河内を暴れまわり嫌われ者であった藤井安基が
行き場をなくして葛井寺に逃げ込んだおり、
ご本尊の千手観音像様に金縛りにあわされ地獄に落ちた。
地獄で今までの悪行を反省していると観音様が現れ
今後は世の為に尽力せよとの御言葉と共に、お寺の井戸の前で再び蘇生させられた。
安基が井戸の水を飲むと目が輝き身体に力がみなぎり、寺門興隆に力を注いだ。
弘法大師による手掘りの井戸は、それ以来目と心を開かせる水とされ有名になる。
安基のようなあかん人間でも、あかん時に助けてくださるお寺としてこの言葉が残る。
毎月18日に国宝千観音像がご開帳となる大阪の葛井寺と
18日、25日にご開帳となる道明寺の国宝十一面観音像を礼拝してきた。
葛井寺は2度目の参拝となるが、
前回は拝観終了時間ギリギリでご朱印をいただいたのみだった。
住宅街の中にある葛井寺は、参道が近所の人達の生活道路になっており
開かれた明るいお寺という印象を受ける。
蔵ほどもある大きな厨子に収まったご本尊様は
鳥が左右の羽を広げたように、
小さな手がギッシリと放射状に伸びていた。
それはまるで後光のようにも見える。
スラッとした躯体に人間味のあるお顔立ちは、
今にも言葉を発しそうなくらいの現実味がある。
また主手の掌が合わせきっておらず、微かに隙間があるのだが
まさに刹那を切り取った、この仏像の美の最大の理由をここに感じた。
⇒ junrei3159 (11/19)
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⇒ yuki (11/18)
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