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天橋立を走る観光列車に搭乗する機会に恵まれ、
その出発時刻前に、西国三十三所28番の成相寺へ寄って礼拝することにした。
観光列車「くろまつ号」については
姉妹ブログの「Hoshigaoka W@lker」にて記述しました^^)
成相寺のご本尊は秘仏とされ祭壇の厨子は固く閉ざされているが
本堂の内々陣まで入って、お前立の観音様の側で手を合わすことができる。
脇仏としては珍しい地蔵菩薩坐像と千手観音菩薩像にも合掌。
外陣で心経を唱えてご朱印をいただいた。
列車発車時刻が刻々と迫っていたため
参道の一願一言のお地蔵さんに「また礼拝に訪れることができますように」とお願いし
駆け足でお寺を後にした。
撞かずの鐘 真向かいの龍
一願一言のお地蔵さん
●撞かずの鐘の由来
慶長14年(1609年)
山主賢長は、古い梵鐘にかえ新しい鐘を鋳造するため
近郷近在に浄財を求め喜捨を募った。
1回、2回と鋳造に失敗し、3回目の寄進を募った時、
裕福そうな女房が
「子供は沢山おるがお寺へ寄付するお金はない」と険しい目の色で断った。
やがて鐘鋳造の日、大勢の人の中に例の女房も乳呑み児を抱いて見物していた。
そして銅湯となったルツボの中に誤って乳呑み児を落としてしまった。
このような悲劇を秘めて出来上がった鐘を撞くと山々に美しい音を響かせていた。
しかし耳をすますと子供の泣き声、母親を呼ぶ声、
聞いている人々はあまりの哀れさに子供の成仏を願って、
一切この金を撞くことをやめ撞かずの鐘となった。
●美味しいものガイド
・二反田☞
・雪舟庵☞
・天橋立ワイナリー☞
・海産センター瑞松苑☞
・対橋楼☞食べログ☞
・ワインとお宿 千歳 CHITOSE☞
・文殊荘☞
・文珠荘勘七茶屋☞
・はしだて茶屋☞
・石窯レストラン MON☞
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一願一言の地蔵さん
本堂1774年再建 左甚五郎「真向の龍」
五重塔 展望台からの天橋立
■成相寺のHP☞★
■成相山
■橋立真言宗(2007年単立)
■開基 真応上人(伝704年)文武天皇
■ご本尊 聖観世音菩薩(秘仏33年毎のご開帳)
秘仏のご本尊が眠る大きな厨子の前にお前立の観音様がおられ
向かって左に地蔵菩薩坐像(重文)、右に千手観音菩薩が脇侍の
あまりみられない配置となっている。
・身代わり観音
雪深い草庵で修業中の僧が餓死寸前となり、
本尊に食物を願ったところ、堂の外で傷ついた鹿が現れた。
僧は命には換えられず、鹿を殺生し腿を削いで鍋にして食べてしまった。
やがて春になり里人がやって来て堂内を見ると
本尊の腿の辺りが削られ、鍋の中に木屑が散っていたのを見つける。
それを知った僧は観音様が身代わりになって助けてくれた事を悟り
願うこと成り合う寺、成り合い(相)寺と名付けたという。
・雪舟「天橋立図」(室町時代・京都国立博物館)
山頂に成相寺が描かれている。
天橋立といえば傘松公園から見る「股のぞき」が有名であるが
寺から公園へ直接車で行くことはできず、バスで行くか
麓まで降りてケーブルカーで登る必要があるとのことで公園行きは断念。
その代わりに寺の展望台と裏山から絶景を楽しんだ。
五重塔側の展望台からの天橋立と
さらに高い成相寺裏山の山頂パノラマ展望台(海抜500m)から見る天橋立
湾内に大きなタンカーらしき船が停泊していた。
■美味しいものガイド
・二反田☞
・雪舟庵☞
・天橋立ワイナリー☞
・海産センター瑞松苑☞
・お菓子の館はしだて☞
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