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・智積院は元々は紀州にある根来寺の塔頭だった。
・豊臣秀吉との対立→根来攻め(1585年)で焼失。
・徳川家康により豊国神社の付属寺院を与えられ復興する(1601年)
三十三間堂の後に向かったのは、すぐ近くの智積院であった。
智積院は近畿三十六不動の20番である。
修行僧が僧侶となるための密教儀式
伝法灌頂(でんぼうかんじょう)の数日前であったためか
お寺全体が厳かで緊迫した空気に満ちており
すれ違う若い僧侶さんたちからは何度も挨拶をしていただいた。
お不動様が祀られている明王殿ではまさに修法の最中で
若い僧らを前にして、教務と思しき僧侶が目を光らせていた。
このため邪魔をしなように遠くからお不動様に手を合わせるのみとし
早々にご朱印所へ駆け込んだのだった。
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成相寺を礼拝した翌日は天候が芳しくなく
京都駅から比較的近い寺社を巡ることにした。
蓮華王院三十三間堂…
ここに友人の不思議な話がある。
通学中に車にはね飛ばされ、自転車はグチャグチャになったものの体は無傷だったそうで
いつも肌身離さず持っていた三十三間堂のお守りに感謝したというものだ。
そんな話を思い出しつつ三十三間堂に向かってみると
駐車場は満杯でいつも以上に人通りが多く賑わっている。
40分間で出庫するという条件でようやくお寺の駐車場に車を停めた。
拝観料も払わず人の波に押されてお堂の中へ入りそうになったので
お寺関係者に拝観料はどちらで払えばよいか尋ねたところ
今日3月3日は「春桃会」で無料拝観日とのこと!
それでこの人混みなのかと納得し、
また偶然のことであったのでこれは観音様に呼ばれたに違いないと思った。
千体の千手観音立像が整列する姿は圧巻。
人の多さに静かに礼拝する雰囲気ではなかったが
ご本尊様の指から伸びる綱に触れて初めて御結縁できたのが嬉しい。
また通路に特別な階段が設けられていて
普段は絶対に見られない、高所から千手観音立像を遥拝できたのは貴重な体験であった。
そしてご本尊様の真後ろに「裏観音像」がおられるのだが
目と目があった瞬間、満面の笑みを浮かべられたように見えた。
これはまだ何かあるぞ…
お堂から出てみると、なんと瀬戸内寂聴さんの講話が始まるところで
サプライズの多い楽しい礼拝となった。
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天橋立を走る観光列車に搭乗する機会に恵まれ、
その出発時刻前に、西国三十三所28番の成相寺へ寄って礼拝することにした。
観光列車「くろまつ号」については
姉妹ブログの「Hoshigaoka W@lker」にて記述しました^^)
成相寺のご本尊は秘仏とされ祭壇の厨子は固く閉ざされているが
本堂の内々陣まで入って、お前立の観音様の側で手を合わすことができる。
脇仏としては珍しい地蔵菩薩坐像と千手観音菩薩像にも合掌。
外陣で心経を唱えてご朱印をいただいた。
列車発車時刻が刻々と迫っていたため
参道の一願一言のお地蔵さんに「また礼拝に訪れることができますように」とお願いし
駆け足でお寺を後にした。
撞かずの鐘 真向かいの龍
一願一言のお地蔵さん
●撞かずの鐘の由来
慶長14年(1609年)
山主賢長は、古い梵鐘にかえ新しい鐘を鋳造するため
近郷近在に浄財を求め喜捨を募った。
1回、2回と鋳造に失敗し、3回目の寄進を募った時、
裕福そうな女房が
「子供は沢山おるがお寺へ寄付するお金はない」と険しい目の色で断った。
やがて鐘鋳造の日、大勢の人の中に例の女房も乳呑み児を抱いて見物していた。
そして銅湯となったルツボの中に誤って乳呑み児を落としてしまった。
このような悲劇を秘めて出来上がった鐘を撞くと山々に美しい音を響かせていた。
しかし耳をすますと子供の泣き声、母親を呼ぶ声、
聞いている人々はあまりの哀れさに子供の成仏を願って、
一切この金を撞くことをやめ撞かずの鐘となった。
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